Inside BuildIt

株式会社ビルディットのデザイナー・エンジニアによるブログです

デザイン顧問のススメ

デザイナーの id:uniq です。

プロジェクトチームにエンジニア数人とデザイナー1人…というのがよくあるチーム構成だった私は、他のデザイナーさんの働きぶりを見る機会が少なかったため…、というか、「作る対象」にだけ目線がいってて、「デザイナー」という職種にあまり興味がなかったのかもしれませんが…、
「デザイナーなのに、私以外のデザイナーがどんな感じなのかよく知らない」状態でした。

ぼっちデザイナーとしての困惑

 

  • 私が作ってる/やってる○○○は問題ないのか問題
  • クオリティのものさし問題
  • どんなデザイナーと働きたいか問題

そんな中、イシジマさんに来てもらった

弊社ではデザイン顧問にイシジマさんをお迎えしてまして、時折いろいろ相談しています。だいぶ安心して自信をもって業務することができています。:-)

今回の記事は、イシジマさんに助けられたよ〜というお話をするとともに、「デザイン顧問おすすめです!」というのを伝えられたらと思います。(とくに、ぼっちデザイナーさんはぜひ〜)

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こちらは2019年5月ごろの写真です!


私が作ってる/やってる○○○は問題ないのか問題

自分が作ったデザイン、自分がたてた見積もり、要件ヒアリング、育成やチームプレイ…などなど、
ひとりだと、「これでいいのかな?大丈夫かな?」と不安になることが多々ありますよね。

デザイン

まずは「私のデザインは大丈夫なのか???」がけっこう大きかった。
自分で作ったデザインに見慣れすぎて、目がくもってないかな?とか。

非デザイナーの方の感想をいただきますが、「デザイン」というだけで何でも感動されてる気がして、
いやいやいやいや…いいの?いいの?これで?

逆に、タンパクな反応だったりするときも、
もももももしかしてイケてないデザインだったかな?ううっ…

…と、どんな反応でも不安になるのでした。(ひどい)

イシジマさんに、自分が作ったものに対する不安な点をずばり相談できて、「変じゃない」「これはブランディング次第」「ここは別の捉え方もあるかも」というお話が聞けました。
同じ意見だったところは自信が持てたし、
新しい発見もあったりで!

見積もり

そして「見積もり」や「レビュー」。こちらも中ボスなみに「自信ない」の代表的なもの。
自分と近い感覚だったので、だいぶ安心気分でした…!

要件ヒアリング

イシジマさんにとっては私たちがクライアントです。なので、イシジマさんの働きぶりを見ることになっちゃいます。なんてラッキーなんだ〜。
私・私たちの困ってる点のヒアリングの仕方がとっても参考になりました。
着眼点、切り崩し方、分析の仕方、伝え方など。

育成やチームプレイ

「ぼっち」ではない内容になっちゃいますが!。
たまに、誰かが作っているデザインを、巻き取らないといけない、、、という状況になります。
いろいろ苦い思い出もあって「巻き取る」という行為にとってもとっても遠慮しがちです。笑
いまでも戸惑いつつなんですが、「自分はどうアクションするのが良さそうか」「経験少なめなデザイナーにはどういったフォローが必要か」など相談させてもらってます。

クオリティのものさし問題

都度都度、デザインを表に出していくわけですが…
私なりのクオリティのものさしがありまして…。
「作りました!」と自信もってTweetできるか?
など。
ただ、クオリティが足りてないものでも、「今出さないと」というものには出していくべきだとは思います。
ここで気になってたことがあって、作った私は「あっ、出すんですね、はい」でいいのか?っていうところなんです。
ダダをこねて、表に出すのを止めることはしませんが(マイナスになりそうだったら、相談はするとは思います)、「黙って見送る」以外の、なにか良いアクションをしたいなあ〜…と考えるようになりました。
イシジマさんがちょこちょこレビューを「横からですが〜」と入れてくれるのを見て、「なんか自分もやることあるんでは〜」と思いはじめました。
それなりの事情はあるとはいえ、「デザイナーとしてやった方が良いこと」はやっておきたい!と。

どんなデザイナーと働きたいか問題

いままで採用というと、「WPの作業があるから、WPができるデザイナー」といったスキルな部分と、会社の文化に合いそうかをまず見てました。
今回の採用では「一緒に働きたい人を選んで」といわれまして、最初かなり悩みました。
まずイシジマさんには、
「こういうときには、こういうことができる人/こういう考えができる人」というストーリー仕立てで説明させてもらいました。
そこから評価シートを作り、
「つまり、ここは高得点が良さそう」
「つまり、ここは(採用時は)低くても良さそう」というのが見えてきました。

今まで言語化していない自分の感覚をひきだしていくのに、たくさん手伝っていただきました。


まとめ…デザイン顧問おすすめです!

いろんな「顧問」というお仕事があると思いますが、
ビルディットのようなデザイン顧問の活動内容は他に見かけないなあと思ってます。
私としては以下のようなご利益がありました!

  • 迷いがなくなって、デザイン作業に集中できる
  • (こんな年・キャリアですが)成長を感じる、チャレンジしたいと思えるようなことがある
  • 伝え方の引き出しが増える

など。

ぼっちデザイナーさん、解決されない課題のあるデザイナーさんなど、、、デザイン顧問おすすめです!