2022年度より新卒採用をはじめたビルディット。
社員数10名ほどの開発会社が、”若手を育成する!”、”若手がキャリアの一歩目としてふさわしい会社になる”という決意のもと新卒を迎えた背景。
それには、私たちのビジョンにもある「成長と挑戦を支えるIT企業」の言葉のとおり、新卒や若手人材を含めた社員全員が自分が望む成長ができる会社、挑戦の場がある会社として真剣に取り組んでいきたいとの考えがありました。
2023年度には2回目の新卒メンバーを迎えた当社、入社したメンバーがいま何を感じているのか、話を聞きました。
話を聞いたのはこちらの2名
竹村さん
エンジニアとして自社サービスStockrの開発チーム所属
濱崎さん
ディレクター・PM候補として自社サービスStockrの開発チーム所属
ビルディットの23卒メンバーはどんな人か
━━ 入社前のおふたりについて聞かせてください!
学生時代の専攻についてや、それ以外の活動など、どんなことをしていましたか?
キーワードは
「方向転換」「ものづくり」「Flutter」
竹村:大学は「まちづくり工学科」という建築土木系の学部で、地域活性に興味がありました。
2年生でコロナ禍になり、授業もリモートで暇な時間が増えたのを機にプログラミングの勉強をはじめたのがITとの出会いです。
はじめは「寿司打」というタイピング練習アプリをやっていたくらい、以前はPCをそんなに使えるタイプじゃなかったです笑
そのうちプログラミングに興味が出てきて、ProgateでHTMLから勉強したり、アプリを作ってみたくなってFlutterを勉強したり。
キーワードは
「IT」「起業」「休学」
濱崎:ぼくは入学時からIT系の志望でした。
アート&テクノロジーというメディア芸術を制作するサークルで、大会に出展して受賞したこともあります。
1年の秋にサークルの友人と3人でアプリをつくる会社を起業して、休学することにしたんですが、半年ほどで方向性の違いなどあって抜けたんです。
復学するか迷っていたときに、サークルのつながりから北海道の音威子府村(おといねっぷむら)というところで地域おこしメンバーを募集する話を聞いて、休学を続けて行ってみることにしました。
期間は当初1年間、音威子府村で起業するという企画で、ゲストハウスを開くことにチャレンジしました。最終的には1年半そこで暮らしながらゲストハウスを運営して、次のメンバーに託して大学に戻って復学しました。復学後は卒業するのにとにかく必死に授業に出ましたね笑
就職活動ではやっぱりIT業界志望でしたが、竹村さんは建築とITで迷いはなかったですか?
ぼくも就職活動の段階ではすでにIT業界一択でしたね。
なにかをイチからつくることが建築と共通して自分の好みに合っていたのと、さらにITはすぐ形ができてくるのが面白くてこれを突き止めたいと思いました。
━━ 二人ともユニークかつ濃い学生生活ですね!
どちらもIT業界志望だったそうですが、どんなことをやりたいと思っていたのかもう少し聞かせてください。
エンジニアになって、たくさんの人が使うアプリをつくってみたいと思っていました。
ただ「作る」というより、サービス全体に関わりたいとも考えていて、特に自社サービスに携われたらいいなと思っていました。
ぼくも将来的には自分でプロダクトをつくりたいという気持ちがありましたね。機会があればまた起業したい。
そういうキャリアをつくっていくためにはエンジニアなのか、プロジェクトマネージャー(以下PM)なのか、どちらがいいのかな、という迷いもありました。
ビルディットの選考はどうだったか
━━ ビルディットをどこで知りましたか?
「Wantedlyです〜」
お、一緒ですね。
就活のはじめからWantedlyですか?
大学ではマイナビやリクナビを推されたんですが、プログラミングスクールでIT系はWantedlyも結構いいと聞いたんです。
それで本格的な就活の前にインターン先を探す目的でWantedlyは使い始めましたね。
━━ 良いなと思ったところや、興味をもったポイントは?
「教育領域に特化」「受託開発と自社開発両方」「Flutter」
「新卒のPM募集」「技術的にモダン」「成長重視」
━━ 面接について聞かせてください。最初の面接ではだれとどんなことを話しましたか?
はじめはカジュアル面談で、2名のエンジニアの方と話しました。
いまどんなことができるか?ということよりも、これまで技術をどう学んできたかや、自分の人間性を理解してくれようとする質問が多かったのが印象に残っています。
自分のカジュアル面談もエンジニアさんとお話ししましたが、教育を軸とした地方の地域活性の活動という近しい経験をもつ方で、共感ポイントがたくさんあってすごく盛り上がったのを覚えています。
━━ 代表の富田との面接はどうでしたか?印象に残っていることがあれば教えてください。
まずビルディットの概要を丁寧に話してくれました。
富田さんご自身の生い立ちについても話してくれたり、ぼくが今後どんなキャリアを積んでいきたいのか考えを深掘りしてくれたり。
どの面接でも、人間性を深く理解してくれようとするスタンスが好印象でした。
面接の前にビルディットのPodcastを聞いていて、そこでの印象から富田さんのことをすごくカジュアルな人と想像していたんですが、面接の場ではかっちりスーツ姿だったので急に緊張してしまいました笑
自己研鑽タイムについて聞いて、いいなと思ったことは覚えてますね。
面接で誰と話したかとか、順番も結構違いますね。
ある程度は決まったフローがあると思うんですが、絶対ではなくてその人の状況やタイミングによって柔軟に対応しているみたいですね。
たしかに。自分ははじめ間違えて「24卒の募集」からエントリーしてしまったんですが、その段階で断られずに、話しをしてしっかり検討してもらえたことで柔軟な会社なんだなと思いました。
入社後について
━━ 入社直後の1週間はどんな感じでしたか?
入社式がありました!
実はその時点で自分がエンジニアとして仕事をするのか、PM候補やディレクターとしてビジネスより仕事をするのか分かっておらず、富田さんに聞いてました笑
そのあとディレクターの名刺をもらって、なるほどこっちか!と。
オフィスでの仕事初日から数日は、PCの開発環境構築でつまずいてましたね。。
ぼくも入社式でいろんな人と話ができたのはいい思い出として覚えています。
あと入社直後の研修で自分の目標設定をしました。
入社前のインターンで、開発作業のドキュメントやマニュアルが完全には揃っていないことが分かったので、そのドキュメント整備をすることを目標としてみたんですが、毎日の業務で目標を意識して仕事できたのでよかったです。
━━ 入社前後で、仕事や社内の雰囲気にギャップは感じましたか?
自分が自社サービスのStockrチーム配属だからより感じることかもしれませんが、開発会社としてもっと受託メインの印象があったんですが、思ったより全社的に自社サービスに注力しているのが少し意外でした。
すごく丁寧に開発タスクを進めているとは感じてましたが、ドキュメントの整備状況はまだまだ未整備なところがあったことですかね。
新しいメンバーが入ったときは整備する良い機会だと思うので、できるだけ自主的にwikiに作業を記録したりしています!
━━ 見ているとどちらもすごく能動的に行動していますよね!
分からないことを質問したり相談するのも早くていいなーと感心しています。
普段はどんなふうに仕事しているか、1日の流れを教えてください!
同じ開発チームに所属しているので、タイムスケジュールがだいたい似たような感じですね。
ビルディットの特徴というと、朝礼や終礼があることと、その中身でしょうか。
そうですね〜。
朝礼や終礼自体はよくあるとは思うんですが、ビルディットの朝礼は社員全員が持ち回りで毎日「学びや気づきのシェアストーリー」をすることと、終礼ではその日の進行担当者が1日の中での誰かの行動や言動を承認する「今日のバリュー実践の承認」があることですよね。
インターンとして働きはじめたときに、毎日シェアできる話が何かしらあるなんてスゴイなと思ってました。
たしかに、朝礼でも定例MTGでも内容が濃いですよね。
学生時代にほかの開発会社でインターンをしたときも朝礼・終礼はあったんですが、エンジニアチームだけだったり、かつバックエンドとフロントエンドにも分かれてその日の着手予定を報告しあうくらいの簡単な内容でした。
ビルディットでは全体での朝礼のあとで、開発チームのデイリースクラムもやりますけど、そこでも進捗共有だけでなく、技術やデザインに関する相談から意思決定までしっかり話し合うことも多いですよね。
濱崎さんはスクラムマスターとしてMTGを進行していますけど、結構大変な役割じゃないですか?
フォローもしてもらえるので、そこまでプレッシャーを感じるわけではないんですが、議論が長引いて時間を超過してしまうときや、誰がボールをもっているのか分からなくなるときもあって、このやり方でいいのかなと迷うときは多いですね。
改善できるところは改善してより良くしていきたいですね。
もう1つビルディットの特徴的なことといえば、終礼でやっている毎日のふりかえりタイムがありますよね。
毎日5分間、必ずふりかえりをするのは自分自身のためにもいいなと思ってます。
ふりかえり、いいですよね。
はじめは何書こうか悩むこともありましたけど、ふりかえりを意識していると業務中に「これは新しい学びだな」とか意識的に考えるようになりましたね。
あと業務に慣れてきて、いつもと同じように仕事をしている日でも、自分自身の小さい変化を感じ取れる瞬間もあったり。
毎日の5分があるかないかで、かなり違うと思っています。
仕事のやりがいや楽しみについて
━━ 仕事でのやりがいはどんなときに感じますか?また楽しいと思う時は?
リリースして手元で動いていると実感したときですね。
あと自分でも予想以上にモチベーションが上がったのは、Stockrのユーザー向けにふりかえりについて学んだりできるワークショップを開催しているんですが、そのイベントでユーザーの方の声を実際に聞いたときです。
まだうまく活用できてないとおっしゃる方もいる一方で、Stockrを使ってふりかえりを続けられたことで、毎日が充実したと感じるという声もあって、自分の中に本当に良かったなという気持ちが生まれました。
ぼくはスクラムマスターとしてデイリーMTGやスプリントMTGのファシリテーションをしているんですが、MTGの中でメンバー全員が発言していたり、活発に意見が出たり、全体のチームワーキングがうまくいっていると実感できたときは嬉しいです。
それと自分が分析した結果に基づいて企画・実行したマーケ施策によって、月次のアクティブ数やアプリへの流入数などの数字が上がったときとか、設定した数値目標を達成できたときも仕事がより楽しくなります。
━━ この半年で身についたこと、成長したと思うことを教えてください。
ビルディットは事業や仕事での目標だけでなく、個人がどんな人生にしていきたいかを軸とした目標を立てることを大事にしていて、考える機会が増えたことで自分自身の目標が明確になったことです。
エンジニアとしてはコードを見る時間が増えたし、知識が増えたことで、インプットの仕方とかどう勉強していくかなどの考え方もかなり変わってきました。
スクラムマスターの役回りは、自分のタスクだけでなく他のメンバーのタスクの進捗にも関わっていかなくてはならないので、どうコミュニケーションをとっていくかなど迷うことも多いんですが、富田さんにアドバイスもらいながら試行錯誤するうちに、深く悩まずに仕事にむかえるようになってきたと思います。
まず自身自身が安定したパフォーマンスを出せるように、自分自身のモチベーションづくりを意識したりして自己管理できるようになったのも成長だなと感じます。
仕事のむずかしさや苦労したことについて
━━ 仕事での難しさや苦しさを感じるのはどんなときですか?
新しい機能の開発とか、はじめてのことや未知なものに取り組んでいるときですかね。
あとどうしてもスプリントの期間内には終わりそうもないことが分かったときとか。
ぼくも少し似ていますが進め方に悩んだ時は苦しいです。
ほかにも、自分の仕事が成果や目標につながっている実感を感じられない時もよく悩んでいます。
竹村さんはそういうときの対処方法はどうしていますか?
周りの人に助けを求めますね。
そうすると、もっと早く言えば良かったと後悔するほど丁寧に見てくれて対応してくれるんですよね。
濱崎さんはどうですか?
自分も誰かに相談しますね。
相談するし、愚痴ったりすることもあります!
アドバイスをもらうまでいかなくても、話すことで自分の中で不明確だったことが明確になって答えを出せたりするんですよね。
━━ 失敗したエピソードってありますか?
開発環境にデプロイするところを誤って本番環境にしてしまって、通知の不具合が発生してしまったことがあります。。
ただ原因調査をしたところ、その通知周りに以前からのバグがあったのを見つけて、内部構造の改善ができたんです。
失敗が分かったときはショックもありましたけど、より良いシステムで修復できたのは良かったです。
開発メンバーとのコミュニケーションで、意図や目的がわからないことについてと聞いているうちに雰囲気が少し悪くなってしまったことがありました。
人に質問することは仕事の中で多くありますが、質問の意図をあらかじめ伝えるなど、相手が嫌だと感じないように工夫したいなと思いました。
新卒メンバーから見える、ビルディット
━━ 2人にとってビルディットはどんな会社ですか?
2人で10個のキーワードを紹介してください!
相談中・・・・・
こんな感じでまとまりました!順不同です笑
━━ 2. 誠実や4. 挑戦は、ビルディットの行動規範「挑戦・誠実・練達」からきていると思いますが、それを実感するのはどんなときですか?
入社してからエンジニアとしては毎日挑戦ですね。
Flutterは大学時代から触っていたのに、知らなかったこと新しく学ぶことはすごく多いです。
あと客観的にみて、濱崎さんがデイリースクラムでタスクの進捗状況やイシューの意味など納得するまでしっかり確認する姿勢は誠実だなと思います。
ありがとうございます!
朝礼のときなんかも、クライアントやエンドユーザーや、あと社内の仲間に対しても誠実であることを大事にしよう、という話は日常的に言われていますよね。
━━ なるほど!本当に2人とも普段の行動から、しっかり「挑戦・誠実・練達」が感じ取れますよ👍
━━ ではつづいて…2人にとってStockrのチームはどんな印象?
もう一度、2人で10個のキーワードを紹介してください!
相談中・・・・・・
はい!できました〜〜〜
━━お〜、ビルディットのキーワードとはまた少し変わりましたね!
「越境」は、どういうときにそう感じますか?
これは多職種が密に連携していたり、意見を出し合ったりしている風景をイメージしました。
毎日のデイリースクラムで、1つの機能を追加する議題に対して、エンジニアの視点、デザイナーの時点、CSの視点など、全員が意見を言い合って協力しているのを見てそう感じます。
━━それは納得ですね。その議論がしっかりできるように場を取り仕切ったり、最後に意見を収束できるようにしてくれているのが濱崎さんですしね!
2人とも、良い感じにキーワードをまとめてくれてありがとうございました!!!
この半年でおふたりがどんなことを経験して、なにを感じて、考えてきたかを知ることができました。
続いては社内での研修について、話しを聞いていきます。
その模様は次のブログで…🐒
ビルディットへご興味をもってくださった方はお気軽にメッセージください💁