このたび、ご縁をいただきまして、こどもの自己肯定感を爆上げするアプリ「ほめっち」のプロトタイプを開発・リリースしました。
現在、このプロジェクトでは、より多くの方々に実際に体験していただきたく、お試しユーザーや団体を募集しています。
プロジェクトの背景など、詳しくは、下記記事本文をお読みください。

「ほめっち」とは?
「ほめっち」とはこども同士でいいところを見つけあい、伝え合うことで、こどもの自己肯定感を高めるアプリです。
「ほめっち」制作の想い・きっかけ
「自分だけが幸せなんじゃなくて、みんなで幸せになりたい」
こう語ったのは、「ほめっち」を考案した都内の小学校5年生、伊藤六花さん。
六花さんは、新型コロナウイルス感染症が広がり始めた頃、小学校1年生でした。
入学式は中止となり、友達と顔を合わせることもできない日々が続いたそうです。
3年生になった頃、ニュースで耳にしたある事実が、六花さんの心に深く残りました。
「子どもの自殺が過去最多」「日本の若者の自己肯定感が、他国と比べて非常に低い」
自分と同じ世代の子たちが苦しんでいる現実を知った六花さんは、
「自分に何かできないだろうか」と考えました。
「若者をもっと笑顔にしたい」
その想いから、六花さんは都内の有名ホテルに直接アイデアを提案し 「グミ・アフタヌーンティー」を実現。
「グミを使ったアフタヌーンティーなんて面白い!元気が出る!」と 六花さんにとって夢のような時間になりました。
しかし、心のどこかに「自分だけが楽しいだけでいいのか」という想いが残りました。 六花さんは、もっとたくさんの人、
たとえば泣いている人や孤独を感じている人も笑顔にしたいと思ったのです。
「みんなで幸せになりたい」
その想いが六花さんをさらに突き動かし、誕生したのが「ほめっち」です。
「ほめっち」を通じて、日本中のこどもたち、
そして世界を笑顔で満たしていきたいと考えています。
「子ども同士で、いいところを見つけあい、伝え合う」
このアプリは、こどもたちが互いの良いところを見つけて、
伝え合うことで、 こどもの自己肯定感を上げたいと考えています。
どうやって?:
1人1台の「学習用タブレット」を使います。
プロトタイプはダウンロード不要で、WEBアクセスで利用可能。
どこで?:
学校のクラス内はもちろん、フリースクールなどでも活用できる内容です。
なぜ「こども同士」?:
友達は、時に大人も気づかない自分の魅力に気づいてくれる存在。
大人とは違う視点で、評価や数値ではない「内面」を褒めてもらえることで、 自信を持つことができ「なにかに挑戦しよう」「自分にもできそう」など前向きな気持ちに。
明日の自分に期待感を持ち、ワクワクできるようになります。
「ほめっち」の機能と特徴

⒈育成ゲーム要素:
友達のよいところを伝えたら、マイキャラが育ちます。(マイキャラは選択可)
人のよいところを見つけ伝えることで、自分の心も育っていきます。
⒉ほめ言葉の工夫:
ほめ言葉はポジティブな選択肢から選択。
そのため、簡単にできて、いじめにつながらず
「こんなほめ言葉があったんだ!」とほめ上手にもなれます。
誰が誰にどんなほめ言葉を送ったかを、先生(管理者)が見ることも可能です。
⒊ほめ言葉が届くタイミング:
ほめ言葉はすぐに届くわけではありません。
たとえば、日曜日の夜や、夏休みの終わりなど、こどもたちが学校にいきたくない日に届きます。
また、ほめ言葉を誰が送ったかはわからないようになっています。
⒋使用タイミング:
学校のクラスの中で、帰りの会などで実施。(アカウントは先生が持ちます)
先生が「じゃあほめっちやった人から帰ってー」と声をかけるイメージです。
⒌褒める相手:
「今日は○○さんをほめましょう!」と、アプリから「今日ほめる人」が決められます。
ほめる相手は人によって異なるため、全員が今日ちがう人をほめることになります。
(だれからもほめられない子を出さない、誰かの真似をしてほめる人をなくすため。)
オモロー授業発表会に登壇しました
2025年1月16日、オンラインで開催された「オモロー授業発表会」に、六花さんが登壇。
この発表会は、六花さんの想いや「ほめっち」の可能性を、より多くの人々に届けるための大きな一歩となりました。
発表の中で、六花さんは「ほめっち」が目指すこどもたち同士のほめ言葉の交換や、
自信を育む仕組みについて語り、参加者からは多くの共感と称賛の声が寄せられました。
プロトタイプをお試しで利用していただける方を募集中!
まずはプロトタイプを試してくださる学校、団体さまを募集しております。
使用してみて感じたことなどの声をもとに、さらにパワーアップしていきたいと考えています。
対象:全国の小中学校、フリースクールのこどもたち
問い合わせ先:rikkaron_i@aol.com
※先生のような管理者がいて、こどもたちが集まる場所
※一人一台タブレットがかなうところ
株式会社ビルディットについて
株式会社ビルディットは、個人の成長や人材教育領域のDX化を支援するため、事業を展開。
自信を育むふりかえりジャーナリングアプリ「Stockr」を個人向けに提供。
毎日のふりかえり習慣を通じて、自分らしく豊かな人生をつくるサポートします。
教育事業者や研修会社、教育ベンチャー向けにWebサービスやアプリ開発、サービス開発コンサルティングを実施し、デジタル活用の課題を解決します。
「一人ひとりの成長が、世界をより良くする」というビジョンのもと、個人や企業の支援をおこなっています。
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