エンジニアの @junara です。
10月から11月にかけて2~3人ずつ交代でオフィスワークを再開したビルディットも、コロナ第三波の到来を受けて再びのフルリモートワークに入りました。
今年3月のリモートワーク開始当時から振り返ると、リモート環境での仕事の進め方もいまは各自が落ち着いて取り組めている様子が見てとれ、雑談を含めたコミュニケーションなども板についてきたように思います。
さて、株式会社ビルディットでは、自己啓発タイム(通称もくもくタイム)という制度があります。部屋にこもってもくもくと(これは個人によってやり方違うか)各自が自己研鑽を目的に業務外で興味のあることを場所にとらわれずに行う制度です。
時間の目安は毎日1時間ぐらいです。多くのメンバーは18時以降をうまく活用していることが多いようです。
また、毎月ブログでお届けしているように、もくもく振り返り報告会を月1で開催し、自己啓発した内容をアウトプットしています。
今回は11月に実施した報告会の内容をメンバー自身からの語りという形式で披露いたします。
各メンバーからの共有
AtCoder 継続してます
エンジニアの菱木です。
私は引き続きAtCoderのコンテストに参加しています。
ただ最近はちょっと停滞気味で、茶色コーダーで足踏みをしています。
めげずに勉強を続けていますが、データ構造について最近は学んでいます。
stack, queueに始まり、最近はUnion findなど便利なデータ構造があるんだなあと感じながら内部実装の理解に努めていました。
また、わかるのとそのアルゴリズムやデータ構造を使えるのはまた違う次元の話でしてその部分は実戦で補っていければと思っています。
そして12月、新年も引き続き精進をしていきます!!
Firestore-simple
エンジニアの佐野です。
Firestoreをプロジェクトで利用する機会があったので、関連したライブラリを見ていました。気になったのは↓のFirestore-simpleです。
現在version7で、今までadmin SDKにしか対応していなかったのですが、v7でweb SDKにも対応しました(すごい!)
Firestore Web SDKをそのまま利用するとデータ取得のコードが↓のようになりますが、
const doc = await firestore.collection('users').doc(id).get() const data = doc.data()
Firestore-simpleを利用すると、↓のようになります。
const firestoreSimple = new FirestoreSimple(firestore) const userCollection = firestoreSimple.collection<User>({ path: 'users' }) const user = await userCollection.fetch(id)
コード量としては変わっていないように見えますが、Firestoreのusersコレクションに関してラッパーされたクラスが登場することで、関連したメソッドを呼び出しやすくなったり、Firestoreの型をそこまで意識しなくて済むようになります。
Firestore-simpleがないとラッパークラスを自作する必要がありますが、Firestore-simpleを使うと楽ができます。
他にもbatch系のAPIを呼びやすくしたりなど機能があるのですが、作者さんのブログ記事がとてもわかりやすかったのでリンクを追加しておきます。
都合によりプロジェクトへの導入には至らなかったのですが、Firestoreを利用する上でのコード設計に関して非常に勉強になりました。またFirestoreを利用することは多々ありそうなので引き続き動向を追わせていただきます。
達人プログラマー 熟達に向けたあなたの旅(第2版)を読んだよ
エンジニアの @junara です。
名著と呼ばれる「達人プログラマー」の第2版が2020/11/21 に発売されたので、その感想を紹介しました。
恥ずかしながら、「達人プログラマー」第1版読んだことありませんでした。20年前に出た本なので、きっと古くて使えないだろうなーという、食わず嫌いな理由です。
このたび全面的に書き直されたとのことだったので、「じゃー読んでやるか」と重い腰をあげてページをめくりました。
・・・すみません、これ、名著です。普遍的な内容なので早く読めば良かったです。
得られた知見の例として、プログラムの完成度についての視点が得られました。コードレビューをする、受ける時どのような視点を持てば良いか悩んでいたのですが、本書を読み書き2つの視点で考えれば良いのだと自分の思考を整理できました。
自分なりの解釈は以下の通り。
1, 「割れた窓理論」の考えから、質の低いコードはそのままにしてはいけない。
けど、
2, 生産性を考えたとき、どこまでコードを追求すべきかのラインは、ユーザーにとって十分であれば良い視点で決める。(ユーザーはエンドユーザーだけではなくて保守担当者などふくむ広い概念)
で、それでも悩むなら、早めにユーザーに直接聞くべきだと。
僕は、上記でしたが、職業エンジニアとして働いていれば、個々人で印象に残る言葉が必ずあります。
ぜひぜひぜひ、おすすめです。
デザイン読書日和の出展準備
デザイナーの @_akinen です。
来年の2月に開催予定の「デザイン読書日和」のサークルカットや表紙の原稿を進めていました。
30部ほど刷って頒布する予定です。中身はまだ作成中ですが、デザインとエンジニアリングについてご紹介できたらなと思っています。
その他には、ゆるはち勉強会 の資料を作成していました。
あとがき
以上、もくもく報告会の内容でした。
別にまとまった成果を要求されている訳ではなく、個人が研鑽した内容を仲間に共有する時間です。
業務では気づけないような、メンバーの興味を知ることがチームとしての一体感を高めてくれるのかなと思っています。
さて、この時間で盛り上がった内容で、翌月の ゆるはち.it 勉強会のテーマを決めています。
次回のテーマは プロトタイプ に決まりました。
詳細は下記のconnpassのグループページにアップデートされますので、ぜひチェックしてください。
(ちょっと宣伝)
私たちビルディットのコーポレートVisionは「一人ひとりの成長が、世界をより良くする。」
この体現として、仕事外でも積極的に自己の課題を設定し、レベルアップに取り組んでいます。
また社会への波及の第一歩として、気づきの習慣化をサポートするアプリ「 Stockr 」を10月にリリースしました。
まだまだサービスの改善中ではありますが、皆様からご意見をいただきながらアップデートしています。ぜひスマホにインストールして使ってみてください!